インシュロック

インシュロックってご存知でしょうか?

知っている方は普通に使っている名称だと思いますが、耳慣れていないひとにとっては何のことやらですね。最初、聞いたとき「飲酒ロック」?と脳内変換されてしまいました。

インシュロックとは「結束バンド」のことです。

インシュロック(INSULOK)という名称は、ヘラマンタイトンのブランド名みたいです。

短期で機械の組み立て工場で働く機会がありましてそこでこの名称が飛び交っていました。「インシュロック持ってきてー」、「ここインシュロックで止めといて」など

ここでは機械の配線部分を広がらないように束ねたり、経路上に固定したりするときに使っていて「結束バンド」より「インシュロック」のほうが呼び名として浸透しているみたいでした。

種類は長いものから短いものまで様々販売されているので、束ねるものの厚さでどの長さのものを使うかを選択します。

使い方は簡単で穴に通して締めるだけ。あとは、余った部分が邪魔なのでペンチでカットします。一度「カチカチ」っとなるところまで締めたら戻すことはできませんので失敗したら壊して捨てます。

取り外す際は、配線部分を傷つけないようにバンド部分をカットするか、穴に通したヘッド部分を壊すとロックが外れて取り外せます。

絶対傷つけられないものはヘッドを壊したほうがよいですね。

これであなたも「インシュロック」という名称を聞いても戸惑わないでしょう。