扁桃腺の切除手術 ―その3―
前回、手術入院に向けた準備まで書きましたのでその続きです。
いよいよ入院です。
手術の前日、午前中に麻酔の説明を受けに病院へ。午後から入院手続き&手術の説明となりました。
麻酔後の気管挿管を救命士の研修?で行わせて欲しいと申し出があり、快諾。全身麻酔で眠ってたら誰がやろうが私には知りようがないし。何かあったら指導医がフォローしてくれるっしょ。
入院日の昼食は自由にとり、入院後は夕食抜き…。手術は翌日午後なのに前日から食べられないのか。。。
しばらく食べられないので昼はガッツリ食ってやりました!
入院後、手術の説明を受けて付き添って貰った親は早々に帰る。居ても退屈なだけだしね。
手術の説明を要約すると、
- 全身麻酔。
- 口開けて左右両方の扁桃腺をちょん切ります。傷口は縫いませんので自然に止まるまで血が出ます。
- 口を開けた状態に固定する器具を使うので当たったところは傷ついて口内炎ができる場合があります。
- 手術時間は30分程度。尿道カテーテルはしません。
- 翌朝から全粥ですが食事してよいです。
- 経過見て退院になります。
って感じ。
知り合いの手術経験者から術後しばらく顎が痛かったと聞いたので数日前から口を大きく開けれるよう慣らしておきました。
効果あるかな。
夕方に風呂に入る。(シャワー浴びただけ)
手術まで病院のベットで過ごすって感じで退屈です。夕食も食べれないし、売店行ったりウロウロ。
ところが…入院前からちょっと頭痛がしていたこともあり嫌な感じ。まさか…
やっぱり夜になって38度の熱が出ました。ここで発熱かよ。
熱が続くようなら手術見合わせるかもしれないと言われる。マジか。。。
こうなったら安静にしておくしかない。慣れない環境だがたっぷり寝る。
一緒の病室に入っている患者によるけど4人部屋、けっこううるさかったりするんです。周囲の環境的にはハズレでした。
高いと思ったが院内の売店で耳栓買って正解。入院前に100均とかで安いの買って持参したほうがよかったと思います。うるさくて眠れないの考えてなかったー。
他にノート、メモ帳なんかもお高いと思った。定価ってこんな高いんだっけ?
手術当日。
なんとか熱は引いていたので一安心。これで手術して貰える。焦った(^^;
昼から点滴開始。ここから飲物(水、お茶)も禁止。丸一日、食べ物を口にしてないので腹減ったよー。
私の手術は、前の手術が終わってからとのことなので夕方呼ばれるまで待機状態が続く。
いよいよ手術。
今回は手術室まで点滴ぶら下げたまま歩いて行く。鎖骨骨折手術のときはベットごと寝たまま連れて行かれたけど病院次第なんだろうね。歩けるし。
上に照明が四方八方ある手術台の上に寝てバンドで拘束される。
改造人間にされる気分を味わいました(笑)
麻酔医「麻酔入れていきますねー」
麻酔に抗うこともできずにソッコーで落ちる…。
(手術中)
目覚めたら医師、看護師、親などに囲まれて覗かれてる。
医師「無事終わりましたよ」
って感じ。
取った扁桃腺をケースに入った状態で見せてくれましたが麻酔から覚めたといっても寝ボケ状態なのでしっかりと見ることはできませんでした。
砂ずりサイズの肉の塊がケースに2個入ってたと思う(笑)
記念に写真に収めたかったなー。
それから麻酔が抜けるまで寝たり起きたり。うつろうつろ。
麻酔が効いているのか点滴に痛み止めが入っているのか、まだ痛くはない。しかし、息苦しい感じ。
唾がたまって苦しかったのでティッシュに「ゴフッ」って吐いたら血だらけ。
真っ赤っか「なんじゃこりゃ~」状態です(><)
血が止まるのは待つしかないね。ガマンです。
術後4時間は立っちゃダメだったので尿出したくなったら尿瓶です。(尿道カテーテルしてないので)
3時間くらいはガマンできたけど、尿意に負けました。点滴でどんどん水分追加されていくんだもの。あと一時間耐えて自力でトイレへ行くのはムリでした(^^;
つづく。
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