年金

20歳になると国民年金(基礎年金)を支払いが義務付けされています。

日本国内に住所を有する20歳以上から60歳未満の者が対象ですっごく長い期間ですよね。

以前は資格期間が25年以上必要でしたが平成29年8月1日から資格期間が10年以上あれば老齢年金を受け取ることができるようになりました。10年間しか納めなくてよいというわけではないですよ。

これまで25年以上納めないと受け取りゼロ(納付した額は寄付状態)だった額が10年分で計算されて雀の涙ほどは受け取れるようになったということです。

平成29年度の国民年金保険料は月額16,490円です。

過去5年は連続で高くなっています。

過去5年の国民年金保険料
平成24年度 月額14,980円
平成25年度 月額15,040円
平成26年度 月額15,250円
平成27年度 月額15,590円
平成28年度 月額16,260円

平成30年度は月額16,340円のようでようやく少し安くなるかと思いきや 平成31年度(新元号になる)は月額16,410円だとか。。ホントですか!?

第一号被保険者 学生、自営業者など
第二号被保険者 民間の会社員
第三号被保険者 第二号被保険者の被扶養配偶者

公務員を除く第二号被保険者の会社員のかたは厚生年金保険(国民年金+厚生年金保険)として強制的に給与から天引きされていると思います。厚生年金保険に加入している方は2階建てといわれているとおり多く支払っていてきっついですよね。でも、知らない方がいるかもしれませんが厚生年金保険は会社側が1/2負担してくれているのです。多く支払っている分、年金受給期間になると多く貰えますので長生きすれば、自営業の方より随分お得なのですよ。

学生の方は支払えなくて免除申請している方が多いのではないでしょうか。免除期間は受給資格期間に算入でき、年金額は免除期間でも1/2として評価されますので所得的に支払えない方は免除申請したほうがお得です。

年金制度自体が今後どうなっていくか分からないですけど、歳とってもバリバリ働けるとは限らないので今は国を支えてる気持ちで納められる所得があるときは納めておきましょう。(自分にも言い聞かせる…)

受取り額的にみたら何の慰みにならないですけど、実は未納者がいなくなれば改善されるってことはないのかな?

皆が助かるような仕組みができることを願いたいですね。